太平洋を流れる黒潮のミネラルをたっぷり含んだ潮風に吹かれて、温暖な気候の中で育てられているポンカン。
ポンカンの最盛期は、12月下旬から2月頃。この中でも、2月中旬から出荷される「低しょう系ポンカン」は、酸味が少なく、強い甘味とコクある味わいが特長。皮を剥くと、辺り一面に爽やかな香りが広がります。
また、外皮は厚めですが、皮と果実の間に隙間があるため剥きやすく、果肉を包む内皮も柔らかいのでそのまま食べられます。ミカンよりも果汁は少なめですが、その分甘みがぎゅっと詰まっていて、この時期は大人気の旬の味覚です。ぜひ味わってみてください。
※パッケージは、画像とは異なる場合がございます。ご了承くださいませ。
高知県室戸市 安岡さん
高知県東部の室戸市羽根町の海岸沿いから、山間の細い山道を車で登っていくこと15分。樹木には、太陽に照らされた沢山の果実がオレンジ色に光り、柑橘系の爽やかな香りのする安岡さんのポンカン畑でお話を伺いました。
安岡さんは、約40年前からこの土地でポンカンを栽培しています。太平洋から吹き上げる温暖な潮風と、この土地ならではの赤土のおかげで、甘くておいしいポンカンが育つと言います。また、天敵栽培で減農薬にも取り組んでおり、安心して食べられる逸品。
しかし、土をほじって苗木をひっくり返すイノシシや、果実を狙って畑にやって来る野生の動物達には、毎年悩まされているとのこと。そんな時は「これでサルを驚かすがよ」と見せてくれたものは、トラックに数本積み込まれたロケット花火。愛情を込めて大切に育てたポンカンを守るため、日々対策を取られているそうです。
「自分の育てたポンカンを、おいしいと言って食べてもらえることが一番うれしい」と素敵な笑顔で話してくれた安岡さん。これまでは、地元の駅などの直売所や量販店で販売していましたが、まだ全国的にもあまり知られていないポンカンの魅力を「土佐のあさいち便」を通じて、日本中にお伝えし、沢山の方に食べてもらいたいと話してくれました。
※こちらの商品は、インタビューを行った生産者以外にも複数名生産者がいらっしゃいます。お届けする商品は、インタビューを行った生産者と異なる場合がございます。ご了承くださいませ。
尚、生産者が異なりましても、品質は同等の商品をお届けいたします。
カテゴリ一覧