安芸沖で穫れた新鮮なちりめんを釜茹でし、南国土佐の太陽の恵みをたっぷり浴びながら、天日干ししました。全ての工程において、代々受け継いできた伝統の技で丁寧に作り上げる釜あげちりめんは、ふっくらとした食感とほんのり塩味の、素材の良さを生かしたやさしい味わいがくせになる逸品です。
この釜あげちりめんを、贅沢にもご飯が見えなくなるくらい盛り付け、海苔や大根おろしなどの薬味を加え、ユズ酢やポン酢をかけて頂くのが「釜あげちりめん丼」。この名物丼が食べられる安芸市内の飲食店では、それぞれがトッピングや味付けを工夫し、特色のあるこだわりの味が楽しめます。
釜あげちりめんの原料となる安芸沖で穫れたイワシ類の稚魚を、加工場に運びこみ、丁寧に洗浄して砂や海藻などを落とします。次に、茹で時間や温度、塩加減など細かい所まで気を配りながら釜茹での工程に。茹で上がったちりめんは風で水気と熱気を取った後、浜辺の干し場で、その日の天気や気温によって、干し時間を見極めながら天日干しします。
代々受け継いできた伝統の技で、ふっくらとした食感と素材の良さを生かしたやさしい味わいの釜あげちりめんが出来上がります。
もちろんそのまま食べてもおいしい釜あげちりめんは、カルシウムと鉄分がたっぷり含まれており、お子様のおやつにも最適です。お醤油やポン酢、ユズ酢などを少しかけてご飯のお共に。また、ホウレン草や小松菜のおひたしの上にのせたり、かき揚げや炒め物にもよく合います。釜あげちりめんは、様々な料理に使え、毎日食べても飽きない味わいが魅力的な食材です。
食べきれない場合は、小分けして冷凍保存しておけば、食べたい時は解凍するだけでおいしさはそのままに召し上がれます。
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